色って 不・思・議!? – 季刊情報誌ing vol.38より

子どもたちと混色を楽しもう

色って 不・思・議!?

子どもたちと混色を楽しもう私は、以前から近所の子供たちと『色の遊びをとおして知識と癒しを届けることがしたい』という思いがありました。今回、『独楽(こま)で混色』の企画があり、夏休みのカラーセミナー(2014年8月)にもってこいでした。地元で子育て支援をしているので若いママとの交流もあり子どもたちのスケジュールと人数集めはママたちにお任せでトントン進めることができ、参加は3歳から9歳までの子ども11名とママ3名の計14名。当初子どもの思い出を出してもらいたかったのでママは別の部屋で待機と考えていましたが、子どもたちはママから離れられずママは色遊びに興味津々ということで全員で行なうことになりました。

テーブルには、色に興味がそそられるようNPOスタッフ手作りのバルサの独楽(こま)とパステル、色鉛筆、フェルトペン、マキシングテープ、色紙などを部屋全体に配置しました。

「これは何色?」との問いかけから始まり、光があるから物が見えること、太陽からの光には長さと幅が違う波によって色が見えること、目の水晶体と網膜の仕組みもサラッと話しました。

  • 混色を楽しんでいる子供たち
  • 真剣に楽しんでいる子供たち

補色残像では、赤い花が緑(青緑)に見えたり、青いバナナがおいしそうな黄色に見えたりするところを体験してもらい、「20秒間目を動かさないでじっと見ていてね」では、大きい子と落ち着いた子は「見えた!」と興奮状態。3歳児は3回目にやっと「見えた…」ようでした。

色相対比、キューブの明度対比も大人より子どもが先に見つけ大盛り上がり。この辺りで8~9歳の子どもたちは色の面白さに気付いてきたようでした。

色が無いのに色が見えるベンハム独楽(こま)の数々を体験して、特にママたちが不思議がって子どもそっちのけで夢中になる姿が微笑ましくもありました。

カラーセミナー

休憩後は、真っ白な独楽(こま)に色付けです。フェルトペンで描きこむ子、テープの種類の多さに喜んで貼り込む子、ママには子どもにアドバイスは慎んでほしいことを伝えました。1人2~3個の独楽(こま)作りは、子どもながらにシックな色使いがママには以外だったり、黄色に青い丸を入れて緑の線になったと喜ぶ子、創作時の集中と他の人にも見てもらいながら独楽(こま)を回す動作もあり、歓喜と拍手の中、大盛り上がりと笑顔に包まれた夏休みのいい思い出となったようでした。次回の開催を期待され終了となりました。

色彩ピア カウンセラー 柴崎 みちる(埼玉県)