色彩ボランティア

日本カラーネットワーク協会では、約1ヶ月に1度の割合で、高齢者・障がい者・こどもたちのところへ『色彩ボランティア』として訪問しています。
参加者のみなさんと一緒に、色を使ったリクリエーションを楽しんでいます。

色彩ボランティアの目的

日本カラーネットワーク協会では、色彩の持つ影響力を最大限に活用し、全ての人々に心のケアと活性化もたらすことを目的として、色彩ボランティア活動に取り組んでいます。自分の気持ちを自由に表現することの喜びや心の解放感を体感し、ボランティアする側される側共に気持ちを理解し合うことによる安心感が信頼感へと結びつけられます。

  • 癒しの効果
  • リハビリ効果
  • イメージ効果
  • 創造力の効果
  • コミュニケーション効果

色彩ボランティア活動先

高齢者施設
入居者、デイ-ケア(施設によって異なる)の方々を対象にボランティア活動を行います。健康な方、認知症の方、身体障害を持った方など状態は様々です。

(一般)区よりの依頼
区が募集した高齢者を対象にボランティア活動を行います。参加者は、徒歩や交通機関などを利用して通って来る。

心の病をもっている方々が通うデイ ケア
対人恐怖症、うつなど心のケアが必要な方々を対象にボランティア活動を行います。(対象者:10代~30代。)

知的障害者支援施設
当協会が発足当初からボランティア活動を行っています。(対象者:10代~40代。)

ダウン症児親子の会
家族で参加されるダウン症児親子を対象に対象にボランティア活動を行います。

フリースクール
いじめや家庭内のトラブルで心理的ストレスを受け学校に行けない子、行かない子を対象にしたスクールでボランティア活動を行います。

児童養護施設
さまざまな理由から親と一緒に生活できない子ども達が生活している施設の子どもたちを対象にボランティア活動を行います。

その他
色彩ピア カウンセラー養成講座を受講した修了生が、東京.神奈川.大阪.名古屋.愛媛.兵庫など各地で色彩ボランティア活動を行なっています。

色彩ボランティア訪問先例

セアラ逗子:逗子

ピア講座の卒業生が副理事長をされている介護老人保健施設です。ヒーリングアート作品が飾られた明るい館内でスタッフの協力のもと、楽しい時間を過ごしています。熱心に取り組まれている皆さんから作品のお話を聞くことが楽しみです。

葉山湘南国際村シニアライフセンター

透析患者様入所施設、葉山の高台に面したこの場所から湘南の海と富士山が見え、患者さんの憩いの場となっております。2014年に開所したばかり。冠者様とスタッフの方々とのコミュニケーションも楽しそうです。

サンライフ:宮前平

ピア講座卒業生からの紹介でスタートした、高齢者(入居)施設です。田園都市線宮前平の住宅地にあり、駅近辺に居住していた方々も多く、昔の話をしてくださいます。『楽しい時間』を一緒につくりましょう。

児童養護施設:名古屋市緑区

可愛い子どもたちと会えるのがとても楽しみです。

色彩ボランティア希望の方

①入会

②色彩ピアカウンセラー講座または通信・色彩ピアカウンセラー講座受講(有料)

  • 色彩の基礎を学びます。(色彩の基礎をすでに学んでいる人は通信教育でもOK)
  • 色を読み解き、自己発見と自己啓発への入口を学びます。
  • 『傾聴』聴くことの重要性、カウンセラーとしての基本を学びます。

③『色彩ボランティア』参加
いよいよ各施設で『色彩ボランティア』として活躍していただきます。

④さらに活動を深めたい方
色彩ピアカウンセラー講座修了後各施設で活躍するために、スキルアップの場として色彩ピアカウンセラーリーダー養成講座及び色彩アートインストラクター講座(有料)があります。

⑤認定証授与
④の講座修了者には認定証を授与します。色彩ボランティア活動だけではなく、当協会の講師として活躍の場もあり、自らの活動の場も広げられます。

東日本大震災被災地、宮城県塩釜市を訪ねカラーで心のメッセージをお届けしました!

2011年3月11日(金)の大震災から早2年以上たちました。大震災直後に色彩NPO日本カラーネットワーク協会(JCNA)は、東日本大震災被災者支援プロジェクト「カラーで心のメッセージを!」を立上ました。キャンペーンは、全国の皆様から被災者の方々に激励のひとことメッセージを添えた絵を描いていただき、カードにして直接現地被災者の方々にお届けするというもので、このキャンペーン中の2011年10月29日(土)にJCNAスタッフ3名が宮城県塩釜市の被災者避難住宅団地を訪問し、皆さまからの作品を直接お届けすると共にカラーワークショップを開催し激励、交流を深めました。

心をこめたメッセージと共に半年で350枚の絵が届けられました。

  • 花は毎年綺麗に咲く!

    花は毎年綺麗に咲く!

  • 笑顔が戻るようにみんなが応援しています。

    笑顔が戻るようにみんなが応援しています

今回のキャンペーンには、全国から半年間で350枚の絵とメッセージがJCNAプロジェクト委員会に集まりました。オイルパステルやカラーカードで彩られた絵は、どれも心が込められた素晴らしい作品ばかり。ひとことメッセージには、「頑張りすぎないで!」「ひとりじゃないよ!」「 ひと休み,ひと休み。笑顔が戻るようにみんなが応援しています」「一歩ずつ」などなど、思いやりや応援の言葉がいっぱいに溢れていました。

  • 本塩釜伊保石仮説住宅

    本塩釜伊保石仮説住宅

  • ゆう君、いおり君(右)の兄弟」

    ゆう君、いおり君(右)の兄弟」

現地ではワークショップも開催

現地では塩釜市職員の方々のお力添えをいただき、まずは入居者の方々への自己紹介並びに今回訪問の目的などをお話し交流を深めました。午後からは避難住宅内の集会所に集合していただき、最初にJCNAスタッフが編んだ毛糸の帽子、手袋、ケープをプレゼント。これから厳しい寒さを迎える東北の方々には温かいプレゼントとなり、大歓迎されました。 その後、2時間余にわたり、全国からお預かりしたひとことメッセージ付き絵のプレゼントと、返信の作業のための「カラーとアートで心のコミュニケーション」のワークショップを開催。これには60~80才のご高齢者の方々や3歳(ゆう君)と6歳(いおり君)のご兄弟など全部で14人が参加されました。 このワークショップは、こちらからお持ちしたメッセージカードの中から各自がお好きな物を選んでいただき、自分が選んだカードをプレゼントしてくれた方に新たなメッセージと絵を描いて返信していただくというものでした。

ワークショップの様子

ワークショップの様子

返信のひとことメッセージカード

ゆう君といおり君の兄弟は山形から仮設住宅のおじいちゃんに会いに来ました。埼玉の小学生が描いてくれた「カブト虫」の絵を2人とも大事そうに持って帰りました。今、障害を持つ次男と一緒に住んでおり、長男は川崎の方にいるという80歳の女性は、話していても時々見せる孤独な影を振るい払うように「頑張らないとね!」と自分自身に言い聞かせているようでした。 懸命に画用紙に向う女性が描くのは「船」。流されてしまった自分の船を思う気持ちに緊迫感が有り、話しかけることも躊躇させられるくらいでした。また、田舎情緒たっぷりの田園風景の貼り絵を大変気に入り、「素敵ね~、上手ね」と嬉しそうに何回も見直す方がおられ、その方は「広い大空を飛んでみたい、どこか遠くへいきたい!」とお書きになりました。塩釜の皆様からの返信メッセージ確かにお預かりいたしました。私たちが間違いなくご返事をお届けいたします。

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新たな絆(きずな)が芽生え生まれた一日となりました。

今回初めての訪問ということもあり、私たちは震災そのものあまり触れないようにしておりましたが、会話を重ねている中で、皆さんから深刻な体験とメッセージや体験が語られ、伝えられてきました。「12時間も海の中に漂っていた人」「家族が未だに行方不明な人」「頼る人がいないのでこの仮設住宅に一人で住んでいる人」などなど、心のケアが必要な人はたくさんおられます。もし私が被災者の皆様のように家族や友人を亡くし、大切なものも家も全て失ったら立ち上がれないでしょうし、生きていけないでしょう。それなのに、皆さんは何故そんなに明るいの?何故そんなに強いの?との疑問にたししては、「今までいっぱい泣いたからもう涙は出ないわ」「自分だけではないから、みんなもそうだから、生きていくしかないよ。悲しんでいたら余計辛いよ」「一歩前に進まなきゃどうしようもないんだよ・・・」との返事が返ってきました。 東京から来た私達に「無事に帰りなよ!楽しかった!ありがとう」と優しい言葉をかけてくださった皆さんに、心の中で「また必ずお伺いいたします。厳しい北国の冬に負けずお元気で!」と誓い、励ましながら被災地を後にしたのですが、あたらしい絆(きずな)が生まれたという実感の一日となりました。その後、定期的に訪問し、被災者との心のケアに取り組んでおります。(報告者:須貝)